2010年05月08日

映画「夜明けの記憶」「いのち」

映画「夜明けの記憶」「いのち」映画「夜明けの記憶」「いのち」

劇団6番シード(6C)の映画部という新しい活動の第一回上映に行って来ました。場所は石神井公園にあるSTUDIO G6です。当日券のみということだったので上映の30分ほど前に行ったら、ちょうど原さんに会えました。また一番乗りです。公演の時にお話できなかったので、その分たくさんおしゃべりできてうれしかったです。

映画「夜明けの記憶」「いのち」

上映作品は「夜明けの記憶」と「いのち」の2本です。「夜明けの記憶」の方は以前公開されていた作品ですけど、その時は観に行けなかったので今回こうして観る機会があってうれしく思いました。

「夜明けの記憶」は松本陽一さん脚本で、出演は6Cの劇団員や客演でお馴染みの方たちがほとんどです。記憶を失くして森を彷徨っていた男が、記憶の断片をたよりに事件の真相を求めていく姿が描かれている話です。45分という短い時間のものなのに、大きな事件が描かれているので驚きました。

何を書いてもネタバレになってしまいそうなので困りますが…扱っている事件の大きさと明かされる真相は驚きました。○○ルームの○はちょっと大袈裟じゃないかな~と思っていましたが、ちゃんと理由があったんですね。
すでに6Cを退団してしまった附田さんや荒木さんなど懐かしい方たちの姿も観ることができたのでうれしかったです。

映画「夜明けの記憶」「いのち」

続いて「いのち」の上映がありました。こちらはウズベキスタンのウマロフ・ブニョードさんが監督・脚本の作品です。リストラされ、妻との関係もうまくいかなくなった男が死を選ぼうとするという話です。チラシにも書いてありますが、自殺を決して暗く重くは扱わずに描いています。

「夜明けの記憶」にも出演していた小沢さんが主演で、セリフのないシーンでも笑いや悲しみが表現されていて、舞台とは違ったお芝居も素敵でした。ここでも附田さんは妻役でしたが、「夜明けの記憶」とはまた違う味がありました。

映画「夜明けの記憶」「いのち」

コミカルなシーンがたくさん出て来たので、そのたびに客席から笑いがこぼれました。私も楽しく観ました。内容とは関係ないけど、樋口さんが一緒に映画を観ながら笑っていて、あの樋口さんが笑ってる…とそれも密かに楽しんでいました。

私は「いのち」の方が好きです。ラストシーン、とても素敵でした。「大丈夫」ってとてもいい言葉ですよね。
ウマロフ監督がいたので、上映後に挨拶をしました。ウマロフさんの他の作品も観てみたいです。

6C映画部は今後も新しい作品の上映があるそうなので、こちらの活動も楽しみです。「夜明けの記憶」と「いのち」(2作同時上映)は当日券のみで1200円、16日まで公開されています。


映画の詳細はhttp://www.6banceed.com/eigabu/index.html まで。



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Posted by クラゲ at 23:14│Comments(0)映画
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