クラゲのお散歩日和

脱退とか引退ってなった時、自分は何も出来ないんだなという思いになります。浩一さんは違うけど、応援することしか出来ないのに姿を消されてしまったら、それすら出来なくなってしまいます。私がファンとして応援している方、取材したことのある方たちがそれぞれの場で活動を続けていくこと、そして活躍の場が広がっていくことを願っています。でも引退してしまったら私には過去しかないです。直接知っていると、その人が辞めてしまった時のショックも大きいし、引きずってしまいます。

以前ミュージカル公演の取材をしていて知り合った〇君、普段はおとなしくて目立たないのに、パンフレット用の撮影でカメラを向けると表情が映えて素敵でした。取材仲間からは何度も「格好いいですね」と言葉が出ていました。
その公演が終わってからかかってきた電話で「観に来て下さい」と言われた舞台、その日私には大事な用があって行けませんでした。気持ちは行きたかったんです。それが彼の、役者として最後の舞台だったと知ったのは後のことでした。次がないから、断った時あんなに残念がっていたんですね。例え役者を辞めることを知っていても、行けなかったことは同じだけれど、せめて１日違っていたら見届けることが出来たのにと思うと残念です。

どうしても外せなかった用事も、別の役者さんの消息に関わることでした。もともと大ファンで、奇跡のような縁で巡り会えた方でした。とても心残りのある別れ方をしていたので、確かめる為に出かけました。そこでも、役者を辞めたという話を聞きました。本当は心のどこかで分かっていたことでも、ハッキリと言われた時のショックはとても大きくてずっと立ち直れませんでした。今もちゃんと立ち直ってはいないですが…。

書いているうちにどんどんノーズの話題からそれてしまいました。いろいろ思い出してしまって。その時に後悔しないよう、前向きに今出来ることをしていきたいといつも思っています。「その時」なんてもう経験したくありませんけど。
ということで、芸能関係の交流会第二弾をやろうということで、エイベックスの相原さんに連絡をとりました。急遽ＧＷに飲み会（食事会）を開催します。関係者各位には少しずつコンタクトをとっていますので、予定が空いている方はご参加をお願いします（私からご連絡した方のみです）。